あるとき絵の具を塗っていて、ふと気づいた。
あれ?ムーングロウってこんなに青かったっけ?
なんだか嫌な予感がして、チューブを取り出してきて直出ししたものと比較してみると…
アアア!退色してるー!?!?
…はい、やらかしました。
今大慌てで過去記事の画像差し替えてます。
色見本の色が全然違う
シャドウバイオレットはともかく、ムーングロウの彩度が段違いですね…こんなに退色してるとは。
ムーングロウの赤味要素のPR177アントラキノンレッドは、キナクリドンやピロールより耐光性が劣るんですよね。
ただ、シャドウバイオレットのPO73はベンツイミダゾロンでそこまで耐光性は低くなかったと記憶しているんですが、オレンジ自体が退色しやすい色だからかな?
いやまあ、絵の具自体5年くらい前に購入したものなので、経年も関係してそう。
顔料の性質として、密度が高いほど耐光性が上がるようなので、2色とも3種の混合のため単色より密度が低かったのもあるかな…うーん、顔料にも科学にも明るくないので詳しくはわからん。
しかし、アルミパレットもハーフパンパレットも遮光性はあるはずなんですが、それでも退色しちゃうんですねぇ。
絵の具をパレットにずっと出しっぱはリスクがありますね。
でも他メーカーの絵の具ですが、チューブに入れたままだと劣化・変色したという話も聞きます。
どうしろってんだ。
とりあえず、この2色はチューブから直接使うようにしたいと思います。