888お絵かき備忘録

お絵描き・水彩ノウハウ

いったん金盛堂の筆の記事を非公開にしました。

 

なんでかというと、最近筆の先が割れてきちゃって…

買ってからそう時間も経ってないので、経年劣化よりハズレをひいた可能性が高く。

小・中どちらもそんな状態なので、もしかして質が落ちてるかも…?という懸念もあったため、ちょっと現状だとおすすめというには…って感じなので。

 

またちょっと様子を見てから判断します。

褐色肌は何色で塗る?

水彩絵の具でも、肌色に相当する色は結構ありますよね。

ジョーンブリアン、ネルプルスイエローレディッシュなどの名前で売られてます。

オレンジ系やライトレッド系を薄めて使うことも、よくあるのではないでしょうか。

 

でも、肌の色って、色白や黄色肌だけじゃなく、褐色肌のような色もあるわけで。

焦げ肌、日焼け肌、小麦肌…呼び方は色々ですが、総じて茶色っぽい濃い色です。

なので、薄いジョーンブリアンでは上手く表現できません。

じゃあ、普通に茶色塗ればいいのかな?でも、土気色っていうし、顔色悪くなっちゃわないかな…?

 

と、いうわけで、今回は肌色に使えそうな茶色の比較です。

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【悲報】ダニエルスミス、退色する

あるとき絵の具を塗っていて、ふと気づいた。

あれ?ムーングロウってこんなに青かったっけ?

なんだか嫌な予感がして、チューブを取り出してきて直出ししたものと比較してみると…

 

アアア!退色してるー!?!?

 

…はい、やらかしました。

今大慌てで過去記事の画像差し替えてます。

色見本の色が全然違う

シャドウバイオレットはともかく、ムーングロウの彩度が段違いですね…こんなに退色してるとは。
ムーングロウの赤味要素のPR177アントラキノンレッドは、キナクリドンやピロールより耐光性が劣るんですよね。

ただ、シャドウバイオレットのPO73はベンツイミダゾロンでそこまで耐光性は低くなかったと記憶しているんですが、オレンジ自体が退色しやすい色だからかな?

いやまあ、絵の具自体5年くらい前に購入したものなので、経年も関係してそう。

顔料の性質として、密度が高いほど耐光性が上がるようなので、2色とも3種の混合のため単色より密度が低かったのもあるかな…うーん、顔料にも科学にも明るくないので詳しくはわからん。

 

しかし、アルミパレットもハーフパンパレットも遮光性はあるはずなんですが、それでも退色しちゃうんですねぇ。

絵の具をパレットにずっと出しっぱはリスクがありますね。

でも他メーカーの絵の具ですが、チューブに入れたままだと劣化・変色したという話も聞きます。

どうしろってんだ。

 

とりあえず、この2色はチューブから直接使うようにしたいと思います。

最近のお買い物

季節の変わり目でへろへろになっているミツヤでございます。

今月初めでマイメリが値上げしましたね。

なので、先月末に駆け込みで絵の具買いました。値上げがくるとすぐ買っちゃう。

とはいえ、欲しい色はあらかた買ってあったので、今回はあまり他所で見ない色を買い足した感じです。

購入したのはこちらの3色。ブラウンマダー(アリザリン)とニュートラルチント、おまけでレンブラントのキナクリドンレッド。

ブラウンマダー(アリザリン)。

セイヨウアカネ由来のブラウンマダーやアリザリンでもなく、顔料はキナクリドン。

←瞬時にこのAAが頭をよぎった

パーマネントブラウンマダーやブラウンマダー(キナクリドン)じゃダメだったんか。

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推し色の話~理想の青紫を探して~

推し色。

人はそれを指すとき、二種類の意味を持ちます。

ひとつは、この色が好き。

もうひとつは、この色が"推し"を現す色。

今回は後者のお話です。

 

昨今はデジタルこそ主流。推しキャラのカラーもCGが基本です。そうすると見る人の環境次第で色が違うという、ならではの現象が起きます。

PCとスマホで色が違う。youtubeとグッズで色が違う。イラストレーターによって色が違う。言い出したらキリがないです。

すると何が起こるか。ファンアートで推しの色が再現できない…!

いや、デジタルで着彩するなら、公式立ち絵からスポイト機能で色を採っちゃえばいいんです。

ですが、アナログだとこれ、単純な話ではないのです…ないのです…

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水彩紙の湿気対策

 

※カラッカラに乾燥した季節で何言ってんだって感じですが元は夏に公開した記事なので夏場のていで読んで下さい。

 

日本の湿気って悩ましいですよね。

島国なので仕方ないところはありますが、梅雨という季節もあり、夏場は連日30度を余裕で超えて、カビの温床かってくらいべったべたの高温多湿。

さらに、近頃は春から秋にかけて、かなり長期間で夏のような気候になってきています。

7月の温度湿度計。とにかく湿度がヤバイ。

そんな環境は、水彩的にもあんまりよろしくありません。

絵を描いてても表面が全然乾かないし、作業は遅れるし意図せぬ乾きムラができる。

湿気で絵の具が溶け出し、パレットがぐちゃぐちゃになる。さらに絵の具や筆にカビが生える。

そして水彩紙が風邪を引く…

 

ん?風邪

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