888お絵かき備忘録

お絵描き・水彩ノウハウ

推し色の話~理想の青紫を探して~

推し色。 人はそれを指すとき、二種類の意味を持ちます。 ひとつは、この色が好き。 もうひとつは、この色が"推し"を現す色。 今回は後者のお話です。 昨今はデジタルこそ主流。推しキャラのカラーもCGが基本です。そうすると見る人の環境次第で色が違うとい…

水彩紙の湿気対策

※カラッカラに乾燥した季節で何言ってんだって感じですが元は夏に公開した記事なので夏場のていで読んで下さい。 日本の湿気って悩ましいですよね。 島国なので仕方ないところはありますが、梅雨という季節もあり、夏場は連日30度を余裕で超えて、カビの温床…

ホワイト何使えばいいか問題

ハイライトのホワイトは何を使うか、絵の具か、ペンか…アナログ描く人みんなの悩みだと思います。 え?水彩には白使っちゃだめって?んなこたない。 コミックイラストだと水彩画で避けるべきと言われる真っ白や真っ黒は滅茶苦茶使います。特に白は瞳や髪のハ…

イラストの主線どれ使う?

コミックイラストだと大抵必要になる主線。 つけペンインクをはじめミリペン、ボールペン、最近では万年筆やガラスペンを使うこともあるそうですね。 絵柄によっては線入れしないのもありなのですが、アニメ調だとやはり入れたほうがはっきりします。 ただ水…

クリスタでウォーターマークを作ろうとした雑多なあれこれ

もうウォーターマークはいいよ、って思われそうですが。 普段、私は画像の編集などにCLIP STUDIO PAINTを使用しています。普段イラストに使ってるウォーターマークもそうです。 でもクリスタって、やれることは多いんですが、UIがわかりにくかったり、メニュ…

スマホでウォーターマークを作ってみよう!

前回PCでのウォーターマークの作り方をご紹介したので、今回はスマホやアナログ描きさん向け、スマートフォンで作るウォーターマーク編です~! 使うのはフリーのアプリibisPaint(アイビスペント)。 イラスト製作アプリなので、イラスト編集加工機能もかな…

無料ツールFireAlpacaでウォーターマークを作ってみよう

最近、イラストにウォーターマークを入れることが流行っています。 ウォーターマークとは透かしのことで、イラストに使う場合は、サイン代わりや転載禁止など権利表記をしてる場合が多いです。 サインや権利表記を第三者が勝手に削るのは、それだけで権利侵…

画像生成AI対策フィルター「Glaze」使ってみた

この記事を思想交えず書くのってむずかしい… 何かと話題な生成AI。 中でも現在流通している画像生成AIについて、学習に使われた画像たちは、製作者・所有者の許可を得ず、勝手に集められたものということで、問題になっています。 この辺の是非は法整備がさ…

ハーフパンパレットの改造記録

いうほど大げさなものじゃないですが、市販のハーフパンパレットで満足できなくなったので、ちょっといじって使いやすくしようとアレコレした覚書です。 絵の具集めすぎて溢れてどうしよう、って人は参考になるかもしれない。

手持ちのシュミンケホラダム絵の具紹介

※こちらは8月にホラダム透明水彩が値上げするにあたって、旧ブログで公開していた記事の書き直しのため、全色レビューではございません。ご注意。 ドイツ製の絵の具、シュミンケホラダム。とっても人気なのですが、昨今の情勢か度々値上げを行っており、元々…

グレー系の分離色を比べてみた

みなさん分離色は好きですか? 私は大好きです。 特にグレー寄りや紫寄りの暗色が大好物でして、似たような色味の絵の具はついつい手が伸びてしまいます。 ただグレーとして発売されている色は、白が混ざって不透明だったり濁ってたりで、透明感がなくちょっ…

画材の買えるネットショップまとめ

地方民の味方、ネットショップ。 画材店遠くて買えない、送料より交通費のほうが遥かに高い、そんな地方住みにありがたーい存在です。私も基本画材はネットで買ってます。 Amazonでも買えるけど、ああいうところはどうしても大雑把で、単品買いできなかった…

お絵描き用パソコンBTOのススメ

PC

アナログで描くなら必要ないけれど、やっぱり主流はデジタルの時代。パソコン(PC)でも描いてみたい、でも機械全然わからん。 私もPC買うときはめっちゃ調べました。でも、探してみてもゲーム向け情報ばかりで、お絵かき向きの情報って結構少なめ。 なんで…

クサカベのドットシート塗ってみた

ドットシートとは?簡単に言うと絵の具のお試しシートです。 水彩絵の具の乾いても水で溶かせる性質を生かし、少量の絵の具を紙にドット状に置いて乾かし、実際の色の確認や使用感を試せるというもの。 機械でなく手作業で製作されているので、通常販売して…

綺麗に混色するために絵の具を知ろう

透明水彩絵の具同士は、色を混ぜて使うことができます。 たとえば、赤と黄色を混ぜてオレンジを作ったり、青と赤を混ぜて紫を作ったり。 しかし、色よっては混ざりきらず分離したり、濁ったり、薄くなったり暗くなったりと、思った通りの色にならないことが…

お引越ししました

まだまだぜんぜん作業中ですが…シンプルブログからはなてブログへお引越しを決めました。 インポートどころかダウンロードできない仕様なので全記事書き直しという(ノ∀`) しばしお見苦しいかと思いますが気長にお待ちください… 以前のブログは移行完了したと…

透明水彩の技法

水彩ってただ塗るだけだと失敗しがち。実は塗り方って決まりというか、コツが色々あります。 よく初心者にありがちなのが、水びっしゃびしゃにして変なところに線ができちゃったとか、乾いたところをいじって崩れちゃったとか、水分量をミスった失敗。 筆に…

水彩絵の具メーカーまとめ

透明水彩を販売してる所は、国内海外問わず沢山あります。 私の主観ですが、それぞれのメーカーの絵の具について特徴などを書いてみました。絵の具選びの参考にどうぞ。 ついでにおすすめの色も載せてます。色調補正はしてますが、アナログ画材はどうしても…