888お絵かき備忘録

お絵描き・水彩ノウハウ

綺麗に混色するために絵の具を知ろう

透明水彩絵の具同士は、色を混ぜて使うことができます。

たとえば、赤と黄色を混ぜてオレンジを作ったり、青と赤を混ぜて紫を作ったり。

しかし、色よっては混ざりきらず分離したり、濁ったり、薄くなったり暗くなったりと、思った通りの色にならないことがあります。

これは、顔料の性質が影響していて、組み合わせに大きく左右されるからです。

透明度にも違いがあり、知らずに重ね塗りして下の色と混ざってしまった、あるいは下絵が隠れてしまった、なんてことも。

色による違いを知っておくことで、そういった失敗は防げます。

 

ついでに、どんな顔料を知っておけば、メーカー違いの同じ色をうっかり買ってしまった、なんて凡ミスも回避できます。

絵の具の名前に捕らわれず、できるだけカタログやパッケージの情報も意識するようにしましょう。

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お引越ししました

まだまだぜんぜん作業中ですが…シンプルブログからはなてブログへお引越しを決めました。

インポートどころかダウンロードできない仕様なので全記事書き直しという(ノ∀`)

しばしお見苦しいかと思いますが気長にお待ちください…

 

以前のブログは移行完了したと思ったら消そうと思います~(・ω・)ノシ

透明水彩の技法

水彩ってただ塗るだけだと失敗しがち。実は塗り方って決まりというか、コツが色々あります。

よく初心者にありがちなのが、水びっしゃびしゃにして変なところに線ができちゃったとか、乾いたところをいじって崩れちゃったとか、水分量をミスった失敗。

筆にどれだけ絵の具や水分を含ませるか、それぞれ名前がついてるくらい、技法として成立してたりします。”水”彩ですから、お水の使い方って大事です。

ざっくりですが、それぞれ技法の名前とやり方を簡単にまとめてみました。

 

ちなみに水彩の技法は英語で表記されることが多いです。

日本語って一つの言葉でたくさん意味を内包してて、曖昧になりがちなので、技法を和名表記すると混乱の元なんですよね…

以前、とあるメイキングを拝見したときは、ウォッシュもバックランもウェットオンウェットもすべて「にじみ」で押し切ってました。力技すぎる。

なんとなく伝わるのでいいっちゃいいんですが、プロの技法書などでは英単語で表記されているので、理解しやすくなるため覚えてて損はないです。

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水彩絵の具メーカーまとめ

透明水彩を販売してる所は、国内海外問わず沢山あります。

私の主観ですが、それぞれのメーカーの絵の具について特徴などを書いてみました。絵の具選びの参考にどうぞ。

ついでにおすすめの色も載せてます。色調補正はしてますが、アナログ画材はどうしても、デジタルで再現しきれないので、実物と誤差があることをご留意ください。

 

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